日本ナレッジ・マネジメント学会アート部会
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第1回KMSJアート部会議事録
日時:平成20年5月22日(木)18:00〜19:30
場所:KMSJ会議室
出席:顧問理事 森田 松太郎(KMSJ理事長・ARI研究所理事長)
   顧問   神内 俊郎(株式会社国際DIS研究所代表取締役・工学博士)
   部会長  小野瀬 由一(ICG国際コンサルタント・経営学博士)
   副部会長 星 憲一朗(音楽レーベル涼音堂代表・音楽プロデューサー)
   部会員   進 博夫 ( KMSJ理事・アルシノーバ代表
        高橋 成知(株式会社経済新報社代表取締役社長)(以上6名)

協議結果:
1.アート部会の立上げについて
小野瀬部会長から資料に基づき、「KMにおけるアート研究の意義」及び「アートと アート論の歴史」についてプレゼンがあった。
【主な意見交換】
■森田理事長:小野瀬さんの作成したデータを「型」と「場」をテーマに 再構成出来るのではないか。
■神内顧問:今の話を量子物理学やエントロピーというテーマで置き換えられないか 考えている。明治時代に目が見えない、耳が聞こえない、口がきけない患者に色が感 知出来るかという実験をしたことがある。色彩は脈を測ると感知出来る。脳が感知し ている。脳で感じる感覚を英語の世界ではsenceといい、更にそこから recoginition:処理、cognition:認知というふうに進む。
■森田理事長:型というのは異なるものとの交配で新しいものに進化して行くのでは ないか。これは経営に応用出来る問題だと思っている。自分の分野では異種交配に よって新しい型が生まれる。これは普遍的に応用出来る問題ではないか。
■神内顧問:人間のエントロピーは絶えず拡大しており、エネルギーが ゼロに向か う。これに対抗するのが交配によって次世代を生み出すという方法生命はこの方法し かとることができない。これはまさに森田先生のおっしゃっていた話と適合する。 森田さんのおっしゃっている「型」とは合理性、wisdom、叡智と呼ばれているものだ と思う。総称としてのknowledgeの中にはinformation、 science、education、 philosophy、などが含まれる。

2.アート部会の進め方について
2ヶ月に1回程度の頻度で部会を開催することになった。

3.今後の計画について
TKF2008において、神内顧問が「電子技術による芸術の伝承」、小野瀬部会長が 「アートにおける”場”と”型”のKMへの展開」の発表を計画することになった。

以上



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