"Foliage brocade"
木の下紅葉尋ぬるもなし 露もはや置きわぶる庭の秋の暮
(宗祇/肖柏)
京都の環境と音の関係に特化したアンビエントプロジェクト Coniferwind projectによる「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」のための音楽。
最新リリースは秋冬のロビーのための音楽。Ken'ichi Itoiによる冬季スペシャルエディションDES057 『snow on the ridge』の原曲となった作品です。秋冬館内のための音楽『Foliage brocade』2曲組をリリースします。朝の光の中で、夕べの暗がりの中で、冷えた風とともに舞う何か。
アートワークは岩倉しおりさんの作品です。
四倉由公彦(Coupie)
宮城県石巻市を拠点に活動する音楽家。
「ハレとケ」の音を追求し、作品を制作している。 同時に東日本大震災後に始めた地元の郷土芸能団体(伊達の黒船太鼓、雄勝町胴ばやし獅子舞など)での活動を通し、土地と地域の人が育む表現を日々研究し続けている。2015年ミラノ国際博覧会などで和太鼓演奏をするなど精力的に活動。
2008年にcobiとのデュオCoupieから『La Melodioj de la Orientonordo』、2017年『Trajno Fenestro~車窓』をリリース。
2018年 港都KOBE芸術祭参加作品美術家小曽根環「yuragi」のための音楽『yuragi』を発表。
他にギタリストとしてユニットJai Machineに参加、2015年『Let’s Machine』(shrine.jp)、2017年『Happy life in my submarine』をリリースなど様々方面で活動。
2019年、佐藤那美とのコンピレーション『Musics For Bamboos』から「Bamboo Picking」「Spending with the Bamboo」をソロ名義でリリース。
Coupie Profile
柳平淳哉(いろのみ)
1984年長野県出身。7歳からピアノを始める。
伊藤睦美、和泉真弓、神野明、アルバート・ロト各氏に師事。
2004年から即興のピアノ曲を作り始め、絵画、写真、映像、ショートフィルム、 コンテンポラリーダンスなど、様々なアートのための音楽制作と演奏活動を行う。
第21回NICOGRAPH デジタルミュージック・コンテスト「自由作曲部門」審査委員実行委員長特別賞受賞。
音の認知・認識に着目した、ピアノの音の新たな可能性の論文を発表。
国内外のコンピレーションに参加や、写真家藤原新也、小林紀晴の作品に楽曲提供するなど、多岐に渡って活動を続ける。
いろのみ Profile