"Snow on the ridge"
つもるかと
おき出てみれば
冴えし夜の月よりうすき峰のはつ雪
京都寺町通にニューオープンした話題のお寺のホテル「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」の音楽を涼音堂茶舗が担当。 糸魚健一と星憲一朗による京都の環境と音の関係に特化したアンビエントプロジェクト Coniferwind projectとして、 春夏秋冬それぞれの季節のイメージに合わせ浄教寺の空間のための音楽を制作しました。その第一弾に涼音堂茶舗のエンジニアでもあるKenichiItoiが担当した冬季のロビーのための音楽をリリースします。アートワークは涼音堂作品も多く手がける岩倉しおりさんの作品です。
Ken'ichi Itoi
PsysEx( サイセクス ) 名義でポリリズムをテーマに作品を発表。細野晴臣主宰 Daisyworlddiscs(AVEX) からのアルバムリリース、ATOMTM,ALVANOTO,OVAL とのコ ラ ボ レ ー シ ョ ン 楽 曲。CLUSTER,APHEXTWIN,RICHIEHAWTIN,SKETCH
SHOW から mille-plateaux,raster-noton12k といった多くの電子音楽家やレーベル
の京都公演で共演。 延暦寺、知恩院、法然院、大覚寺など寺でのライブ表現の他、涼音堂茶舗を星 憲一朗と共に主宰し、新たな空間のための音楽、郷土文化との融合を構想。リミッ クスワーク、コンピレーション等、多数リリースに関わってる。
四倉由公彦(Coupie)
宮城県石巻市を拠点に活動する音楽家。
「ハレとケ」の音を追求し、作品を制作している。 同時に東日本大震災後に始めた地元の郷土芸能団体(伊達の黒船太鼓、雄勝町胴ばやし獅子舞など)での活動を通し、土地と地域の人が育む表現を日々研究し続けている。2015年ミラノ国際博覧会などで和太鼓演奏をするなど精力的に活動。
2008年にcobiとのデュオCoupieから『La Melodioj de la Orientonordo』、2017年『Trajno Fenestro~車窓』をリリース。
2018年 港都KOBE芸術祭参加作品美術家小曽根環「yuragi」のための音楽『yuragi』を発表。
他にギタリストとしてユニットJai Machineに参加、2015年『Let’s Machine』(shrine.jp)、2017年『Happy life in my submarine』をリリースなど様々方面で活動。
2019年、佐藤那美とのコンピレーション『Musics For Bamboos』から「Bamboo Picking」「Spending with the Bamboo」をソロ名義でリリース。
Coupie Profile
柳平淳哉(いろのみ)
1984年長野県出身。7歳からピアノを始める。
伊藤睦美、和泉真弓、神野明、アルバート・ロト各氏に師事。
2004年から即興のピアノ曲を作り始め、絵画、写真、映像、ショートフィルム、 コンテンポラリーダンスなど、様々なアートのための音楽制作と演奏活動を行う。
第21回NICOGRAPH デジタルミュージック・コンテスト「自由作曲部門」審査委員実行委員長特別賞受賞。
音の認知・認識に着目した、ピアノの音の新たな可能性の論文を発表。
国内外のコンピレーションに参加や、写真家藤原新也、小林紀晴の作品に楽曲提供するなど、多岐に渡って活動を続ける。
いろのみ Profile