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rustic physiocrat

CD INformation

"rustic physiocrat"

TBSラジオ『スネークマンショーs21』はじめ『コメディクラブキング』等桑原茂一のラジオ音楽を手掛け、Firo、heprcam、オリエンタル・ホームワード、オトグラフ等幾多の新人を発掘するプロデュースチームとしての側面も持つスノーエフェクトが満を持して発表する2ndアルバム『rustic physiocrat』。コンセプトは「田舎ライフ」。フィジオクラットとは18世紀フランスで流行した「重農主義」のこと。制作をすべて電池駆動のモバイル機材で行うことで喫茶店や温泉地に集まってのレコーディングが可能になり、本作も花巻の湯治場にて録音を敢行。空気感も重要な作品の魅力となっている。東京に住んでも、京都に住んでも田舎ライフ。アンビエント、ジャズ、テクノ、エレクトロニカを通過し、ポップに点てあげた21世紀電子音楽の傑作。田舎ライフと電子重農趣味。 価値は貨幣からではなく創造から作られる。

安田寿之(元Fantastic Plastic Machine)リミックス。桑原茂一もこっそり参加
ソロ第一弾『ROBO*BRAZILEIRA』発表後テイ・トウワとの共同作業で知られ、桑原茂一との「スネークマンショーs21」,「コメディ・クラブキング」等クラブキング音源でスノーエフェクトと共演を重ねる盟友・安田寿之(元ファンタスティックプラスティックマシーン)がリミックスで、"師匠"桑原茂一もナレーションで参加。

photography:Jimmie Wing

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Comment

次第に追従を許さないしかも日本にしかないオリジナルが生まれているようです。 聞いているだけで世界平和を祈念している気になる大変危険な音楽です。

[桑原茂一(clubking)]


空間系というジャンルを築いた涼音堂茶舗の中心プロデューサのスノーエフェクトの新作とくれば大注目。 ニューミュージックでポストエレクトロニカが模索される今、スノーからは最新アンビエントを提案しています。 空間でポップで素朴で…自然な事。ハイテクノロジーの中でも今ある音がアンビエントだと三人が教えてくれます。 なるほど。都市での田舎ライフ、「ラスティック・フィジオクラット」ということですか…。

[ 糸魚健一(Ken'ichi Itoi(12k),PsysEx(daisyworld discs,ryoondo-tea),shrine)]


リミックスした'snow flakes'の最後の16barsのなんともチビりそうな感じが、怖いからか楽しいからかは深く分析しないことにした。おそらくそこら辺にsnoweffectの芯があって、それをはっきり言葉にしてしまうのは陳腐で危険で勿体ない気がする。

[TOSHIYUKI YASUDA]


FiroやPsysExなど、優良な電子音楽を発信する京都の涼音堂茶舗より、snoweffectの新作が到着。DJ AGAIN(RIOW ARAI)がリミックスで参加した前作とは趣きを変え、本作では〈都会で田舎生活を再現する〉というコンセプトのもと制作されております。が、いなたさは微塵もなく、斬新さに満ちたデスクトップ的手法が施されたアンビエント仕立て。そして、どこか季節の移ろいを楽しむような平和的な印象もあり。斬新です。

[立野 幸恵/bounceレビュー]

Track list

01. physiotronicaSample MP3
02. six circles and a swordSample MP3
03. PS2
04. snow flakesSample MP3
05. rice field and waterfall
06. a long passageSample MP3
07. snowfall on jis_eve
08. on cent lette aux
09. evening cool(bayside radio station)Sample MP3
10. round midnight
11. a man stole the sun
12. over the horizon
13. snow flakes(Toshiyuki Yasuda remix)


Sample MP3マークの付いた曲はサンプルをご視聴頂けます。(mp3)



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